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午後:債券サマリー 先物は反発、米金利の上昇一服が買い手掛かり

配信日時:2022/08/26 16:00 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月9月限は3日ぶりに反発。米長期金利の上昇が一服したことを手掛かりに、寄り付きから堅調に推移した。  25日に実施された米7年債入札が順調な結果となったことなどから、同日の米長期債相場は5営業日ぶりに反発(金利は低下)した。この日の時間外取引で米長期金利は上昇に転じたものの上げ幅は小幅で、これを受けた東京市場の債券相場は買いが優勢となった。ただ、今晩にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演を行うことから、積極的には持ち高を一方向には傾けにくく上値は限定的。債券先物は一時149円71銭まで上伸する場面もあったが、FRB議長のインフレを巡る認識や今後の利上げペースに関する発言に市場参加者の関心が集まるなか買いは広がらなかった。  先物9月限の終値は前日比12銭高の149円62銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.215%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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