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午後:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇で国内債にも売り圧力

配信日時:2022/08/25 15:37 配信元:MINKABU
 25日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。米長期金利が上昇基調にあるなか、国内債にも売り圧力がかかった。  米長期金利は24日に一時3.12%と約2カ月ぶりの高水準をつけ、この日の時間外取引でも高止まりした。背景には、26日に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」での講演で、タカ派的な姿勢が示されるとの観測が根強いことがあるもよう。また、足もとでの天然ガス価格の高騰がインフレ長期化を連想させ、FRBが積極的な金融引き締めを続けるとの見方につながっている面もあるようだ。債券先物は149円30銭台前半まで下押したあとは下げ渋る動きとなったが、追随買いは広がらず戻りは限定的だった。なお、この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)は、応札倍率が2.40倍と前回の1.95倍を上回ったが、相場の反応は特にみられなかった。  先物9月限の終値は前日比18銭安の149円50銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.230%と7月21日以来の水準をつける場面があった。 出所:MINKABU PRESS

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