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午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.220%に上昇

配信日時:2022/08/24 15:54 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。前日の米長期債相場が続落(金利は上昇)した影響は朝方で一巡したが、押し目買いは広がらず戻りは限定的だった。  米長期金利が23日に一時3.07%と約1カ月ぶりの高水準をつけたことを受け、債券先物は午前に149円66銭まで下押す場面があった。ただ、前日に発表された米国やユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)速報値が低調な結果となり、欧米の景気減速懸念が再燃していることから安全資産とされる債券は売り込みにくいムードもあった。とはいえ、26日に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」での講演でタカ派姿勢が示されるとの観測は依然として根強く、米金利の先高観が戻りを鈍くさせた。この日に実施された日銀の国債買いオペ結果は無難と受け止める向きが多く、債券相場を押し上げる材料には至らなかった。  先物9月限の終値は前日比10銭安の149円68銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.220%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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