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午前:債券サマリー 先物は反落、新発10年債の取引成立せず

配信日時:2022/08/24 12:29 配信元:MINKABU
 24日午前の債券市場で、先物9月限は反落。重要イベントを控えて米金融政策への警戒感が強まるなか、引き続き米長期金利が上昇した流れが円債に波及した。  債券先物は売り先行でスタートした。パウエルFRB議長は26日、国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演するが、来年の早期利下げ観測をけん制する姿勢を示すとの見方が多い。また、23日の米原油先物相場が上昇するなどエネルギー高によるでインフレも意識されやすく、同日の米長期債相場は3日続落した流れが波及した。ただ、日銀は10時過ぎに「残存期間1年超3年以下」など3本を対象とする通常の国債買いオペを通知したことが需給面で下支えとなり、朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る動きとなった。  午前11時の先物9月限の終値は前日比5銭安の149円73銭となった。現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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