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午後:債券サマリー 先物は反発、朝方の売り一巡後は持ち直す

配信日時:2022/08/23 15:49 配信元:MINKABU
 23日の債券市場で、先物中心限月9月限は5営業日ぶりに反発。前日の米債券安を受けた売りは朝方で一巡し、その後は押し目買いが入り持ち直した。  債券先物は寄り付き直後に一時149円56銭と、中心限月ベースで約1カ月ぶりの安値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日に予定する経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」での講演でタカ派姿勢を明確にするとの観測などを背景に、22日の米長期債相場が続落(金利は上昇)したことが影響。また、ユーロ圏経済の減速懸念から22日の欧州債利回りが上昇したことも重荷となった。ただ、この日の時間外取引では米長期金利の上昇が一服したことから一段とは売り込みにくく、債券先物には値ごろ感もあって徐々に買いが流入。財務省が実施した流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)を無難に通過した安心感などもあり、午後には149円80銭台を回復する場面があった。  先物9月限の終値は前日比7銭高の149円78銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.215%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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