後場の寄り付き概況

後場の日経平均は303円安でスタート、アイスタイルやソニーGなどが下落

配信日時:2022/08/23 13:44 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28491.07;-303.43TOPIX;1975.78;-16.81


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比303.43円安の28491.07円と、前引け(28456.92円)からほぼ横ばいでスタート。ランチタイム中の225先物は28400円~28510円のレンジでやや下げ幅を縮小。ドル・円は1ドル=137.10~30円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況では上海総合指数がプラス圏に浮上した一方、香港ハンセン指数がマイナス圏で軟調推移。前日の米株式市場の主要株価指数がそろって大幅に下落した展開だったことで、東京市場も売り優勢の展開となっている。後場の日経平均は前場に続いて積極的な買いが見送られており、戻りは鈍く軟調な展開が続いている。経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」も控えており、現状の株価水準から下げ幅を縮小する動きは限られているようだ。

 セクターでは輸送用機器、電気機器、ゴム製品が下落率上位に並んでいる一方、空運業、鉱業、海運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位ではアイスタイル<3660>やソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>などが大幅に下落しており、キーエンス<6861>、メルカリ<4385>、エムスリー<2413>、日野自<7205>、日本電産<6594>などの下落が目立つ。一方、ダブル・スコープ<6619>、日本航空<9201>が急伸しており、ANA<9202>、INPEX<1605>、日本郵船<9101>、レーザーテック<6920>、商船三井<9104>などが高い。
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