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三菱商と三井物、サハリン2新会社の内容を精査 政府などと対応

配信日時:2022/08/04 09:41 配信元:REUTERS

[東京 4日 ロイター] - 三井物産と三菱商事は4日、ロシアが石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の権益を引き継ぐ新事業体の設立を決定したことに関して、内容を精査し、政府やパートナーと対応していくとコメントした。

インタファクス通信によると、新事業体にはロシア国営ガスプロムが50%強出資する見通し。残りについては既存出資者が1カ月以内にロシア政府に申請する必要がある。

三井物産は、政府発表と関連報道は認識しているとしたうえで、「現在、影響・内容を確認・分析している。引き続き日本政府、パートナーを含むステークホルダーと適切に対応していく」とコメントした。

三菱商事も「内容についてはこれから精査する。引き続き政府、パートナーと連携した上で、対応を検討していく」としている。

サハリン2プロジェクトには三井物産が12.5%、三菱商事が10%出資している。

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