注目トピックス 日本株
早稲田アカデミー---1Qは2ケタ増収、塾生数が順調に増加
配信日時:2022/08/02 19:41
配信元:FISCO
早稲田アカデミー<4718>は7月29日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比 10.9%増の57.99億円、営業損失が2.97億円(前年同期は4.15億円の損失)、経常損失が2.87億円(同4.08億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.49億円(同3.17億円の損失)となった。
同社グループは、生徒・保護者が求める安全・安心な学習環境の提供と、成績向上と志望校合格につながる質の高い学習指導に注力した。同時にDXの推進にも取り組んできた。同社においては、対面授業と双方向Web授業とを選択受講できるデュアル形式の授業「早稲アカDUAL」を継続するとともに、昨年度より開設した「オンライン校」では、双方向Web授業により、NN志望校別コース・必勝志望校別コースの対面授業をオンラインで受講できる体制を整えた。教務面では、難関校受験指導における教務体制の強化・カリキュラムのメンテナンス、実践力強化に向けたコースの拡充を図った。個別指導部門においては、校舎間の連携強化と教務研修の充実に注力するとともに、フランチャイズシステムの運営体制の整備を図った。DX推進については、「早稲田アカデミーOnline」の機能拡充を進めた。校舎展開については、本年3月に開校した「流山おおたかの森校」が期待以上のペースで集客が進んでいることを踏まえ、地域の個別指導へのニーズにも応えるべく、「早稲田アカデミー個別進学館 流山おおたかの森校」の受付を6月より開始(7月1日付で開校)した。また、国内・海外子会社各社においても、概ね年度計画に沿って堅調に推移した。
当第1四半期における期中平均塾生数については、45,454人(前年同期比10.1%増)と堅調に伸長した。学部別では、小学部26,273人(同14.8%増)、中学部16,692人(同4.9%増)、高校部2,489人(同1.1%増)と全学部で前年同期を上回って推移するとともに、来期以降の業績に寄与する小1~小4、中1、高1といった非受験学年が大きく伸長する傾向が続いている。
当第1四半期の収益については、売上高は好調な塾生数動向を反映し、増収となった。費用面では、業容拡大に伴い人件費・原材料費・校舎の地代家賃等が増加したが、変動的費用を中心に経費の増加抑制ができたこと等により、売上原価・販売管理費ともに予算を下回って推移した。
なお、同社グループでは、通常授業の他に春・夏・冬の講習会及び夏期合宿(夏期集中特訓)、正月特訓等を実施しているが、第1四半期においては通常授業を主としていることに加え、塾生数も期首から月を追うごとに増加し1月にピークを迎えるという傾向にあることから、売上高は他の四半期と比べて少なくなる。一方、地代家賃・人件費等の固定的費用が期首から発生することから、例年、第1四半期は損失計上となる。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.6%増の310.00億円、営業利益が同18.0%増の21.49億円、経常利益が同18.2%増の21.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.6%増の13.03億円とする期初計画を据え置いている。
<EY>
同社グループは、生徒・保護者が求める安全・安心な学習環境の提供と、成績向上と志望校合格につながる質の高い学習指導に注力した。同時にDXの推進にも取り組んできた。同社においては、対面授業と双方向Web授業とを選択受講できるデュアル形式の授業「早稲アカDUAL」を継続するとともに、昨年度より開設した「オンライン校」では、双方向Web授業により、NN志望校別コース・必勝志望校別コースの対面授業をオンラインで受講できる体制を整えた。教務面では、難関校受験指導における教務体制の強化・カリキュラムのメンテナンス、実践力強化に向けたコースの拡充を図った。個別指導部門においては、校舎間の連携強化と教務研修の充実に注力するとともに、フランチャイズシステムの運営体制の整備を図った。DX推進については、「早稲田アカデミーOnline」の機能拡充を進めた。校舎展開については、本年3月に開校した「流山おおたかの森校」が期待以上のペースで集客が進んでいることを踏まえ、地域の個別指導へのニーズにも応えるべく、「早稲田アカデミー個別進学館 流山おおたかの森校」の受付を6月より開始(7月1日付で開校)した。また、国内・海外子会社各社においても、概ね年度計画に沿って堅調に推移した。
当第1四半期における期中平均塾生数については、45,454人(前年同期比10.1%増)と堅調に伸長した。学部別では、小学部26,273人(同14.8%増)、中学部16,692人(同4.9%増)、高校部2,489人(同1.1%増)と全学部で前年同期を上回って推移するとともに、来期以降の業績に寄与する小1~小4、中1、高1といった非受験学年が大きく伸長する傾向が続いている。
当第1四半期の収益については、売上高は好調な塾生数動向を反映し、増収となった。費用面では、業容拡大に伴い人件費・原材料費・校舎の地代家賃等が増加したが、変動的費用を中心に経費の増加抑制ができたこと等により、売上原価・販売管理費ともに予算を下回って推移した。
なお、同社グループでは、通常授業の他に春・夏・冬の講習会及び夏期合宿(夏期集中特訓)、正月特訓等を実施しているが、第1四半期においては通常授業を主としていることに加え、塾生数も期首から月を追うごとに増加し1月にピークを迎えるという傾向にあることから、売上高は他の四半期と比べて少なくなる。一方、地代家賃・人件費等の固定的費用が期首から発生することから、例年、第1四半期は損失計上となる。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.6%増の310.00億円、営業利益が同18.0%増の21.49億円、経常利益が同18.2%増の21.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.6%増の13.03億円とする期初計画を据え置いている。
<EY>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況