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三和ホールディングス---1Qは2ケタ増収・増益、業績予想の上方修正に加え年間配当金の増配を発表
配信日時:2022/08/02 19:12
配信元:FISCO
三和ホールディングス<5929>は7月29日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.9%増の1,189.57億円、営業利益が同30.5%増の48.80億円、経常利益が同5.6%増の39.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.5%増の25.75億円となった。
日本での売上高は前年同期比3.4%増の469.98億円、営業損失は同10.06億円減の1.17億円となった。売上高について、三和シヤッターは前年同期比5.2%増(20億円増)となった。商品別では、ビルマンションドアが受注、売上ともに好調に推移した。利益面では、三和シヤッターが前年同期比4.4億円減、国内子会社は同5.6億円減となった。要因としては、鋼材価格や各種部材等の急激な価格上昇の影響が大きかった。
米州(オーバーヘッドドア)の売上高は同39.6%増の451.16億円(外貨ベースでは27.0%増)、営業利益は同23.50億円増の44.37億円となった。売上高については、車両アクセスはサプライチェーン混乱が改善しつつあり、ガレージドア同34.1%増、商業用ドア・シャッター同40.9%増とそれぞれ増収となった。エレクトロニックアクセスコントロール(開閉機)は同14.7%の増収となった。さらにWon-Door社の連結も寄与した。利益面では数量増や原材料費高騰分の売価転嫁などにより車両アクセスは大幅な増益。エレクトロニックアクセスコントロールと歩行者アクセスは電装品や各種部材等の高騰や輸送コスト増などにより減益となった。
欧州(ノボフェルム)の売上高は同25.3%増の251.25億円(外貨ベースでは22.4%増)、営業利益は同0.14億円減の10.24億円となった。売上高について、欧州各国とも概ね順調に推移した。商品別では、ヒンジドアは同13.1%増、ガレージドアは同5.9%増とそれぞれ増収となり、産業用ドアはマニュレジオン社の連結寄与もあり同29.1%増の増収となった。利益面では、原材料費アップ分の売価転嫁は進んでいるが、輸送費や部材価格高騰などコスト上昇分を補いきれず、減益となった。特に前年同期に好調であったガレージドアのマイナスが大きい。
アジアの売上高は同26.8%増の17.57億円、営業利益は同0.90億円増の0.59億円となり、黒字を確保した。
2023年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比16.2%増(前回予想比5.2%増)の5,450.00億円、営業利益が同26.8%増(同15.4%増)の450.00億円、経常利益が同23.1%増(同10.5%増)の420.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.6%増(同12.0%増)の280.00億円としている。売上高について、国内は好調な物流施設やメンテ・サービス事業、大型再開発案件もあり、期初予想通りとしている。米州は為替レート変更とサプライチェーン混乱の改善により、上期は期初予想を大幅に上回る見込み。一方、下期は原材料価格や各種部材コストの高騰や住宅市場等の不透明感などにより期初予想を据え置き、為替レート変更の影響のみとしている。欧州は産業用ドアの回復が大きく、ガレージドアやヒンジドアも順調に推移し、期初予想を上回る見込み。アジアは堅調に推移しており、期初予想通りとしている。利益面について、国内は原材料価格の高騰や各種部材の高騰が続いているが、売価転嫁やコスト削減に努め、期初予想はクリアできる見込み。米州は為替レート変更とサプライチェーン混乱の改善による増収効果に加え、売価転嫁やコスト削減などにより上期で大幅な増益を見込んでいるが、下期は景況感が不透明なため、予想を据え置くものの、為替レート変更の影響もあり、通期で大幅な増益を見込んでいる。欧州は原材料やエネルギー価格の高騰影響が大きいが、増収効果や売価転嫁などでカバーし、現地通貨ベースでは期初予想通りの見込みであり、為替レート変更の影響により円ベースでは期初予想を上回る見込み。アジアは各社とも事業基盤の強化を図り、期初予想通りとしている。
また、業績予想の修正に伴い、年間配当予想を1株当たり45.00円から50.00円(中間配当25.00円、期末配当25.00円)に増配することを発表した。
<EY>
日本での売上高は前年同期比3.4%増の469.98億円、営業損失は同10.06億円減の1.17億円となった。売上高について、三和シヤッターは前年同期比5.2%増(20億円増)となった。商品別では、ビルマンションドアが受注、売上ともに好調に推移した。利益面では、三和シヤッターが前年同期比4.4億円減、国内子会社は同5.6億円減となった。要因としては、鋼材価格や各種部材等の急激な価格上昇の影響が大きかった。
米州(オーバーヘッドドア)の売上高は同39.6%増の451.16億円(外貨ベースでは27.0%増)、営業利益は同23.50億円増の44.37億円となった。売上高については、車両アクセスはサプライチェーン混乱が改善しつつあり、ガレージドア同34.1%増、商業用ドア・シャッター同40.9%増とそれぞれ増収となった。エレクトロニックアクセスコントロール(開閉機)は同14.7%の増収となった。さらにWon-Door社の連結も寄与した。利益面では数量増や原材料費高騰分の売価転嫁などにより車両アクセスは大幅な増益。エレクトロニックアクセスコントロールと歩行者アクセスは電装品や各種部材等の高騰や輸送コスト増などにより減益となった。
欧州(ノボフェルム)の売上高は同25.3%増の251.25億円(外貨ベースでは22.4%増)、営業利益は同0.14億円減の10.24億円となった。売上高について、欧州各国とも概ね順調に推移した。商品別では、ヒンジドアは同13.1%増、ガレージドアは同5.9%増とそれぞれ増収となり、産業用ドアはマニュレジオン社の連結寄与もあり同29.1%増の増収となった。利益面では、原材料費アップ分の売価転嫁は進んでいるが、輸送費や部材価格高騰などコスト上昇分を補いきれず、減益となった。特に前年同期に好調であったガレージドアのマイナスが大きい。
アジアの売上高は同26.8%増の17.57億円、営業利益は同0.90億円増の0.59億円となり、黒字を確保した。
2023年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比16.2%増(前回予想比5.2%増)の5,450.00億円、営業利益が同26.8%増(同15.4%増)の450.00億円、経常利益が同23.1%増(同10.5%増)の420.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.6%増(同12.0%増)の280.00億円としている。売上高について、国内は好調な物流施設やメンテ・サービス事業、大型再開発案件もあり、期初予想通りとしている。米州は為替レート変更とサプライチェーン混乱の改善により、上期は期初予想を大幅に上回る見込み。一方、下期は原材料価格や各種部材コストの高騰や住宅市場等の不透明感などにより期初予想を据え置き、為替レート変更の影響のみとしている。欧州は産業用ドアの回復が大きく、ガレージドアやヒンジドアも順調に推移し、期初予想を上回る見込み。アジアは堅調に推移しており、期初予想通りとしている。利益面について、国内は原材料価格の高騰や各種部材の高騰が続いているが、売価転嫁やコスト削減に努め、期初予想はクリアできる見込み。米州は為替レート変更とサプライチェーン混乱の改善による増収効果に加え、売価転嫁やコスト削減などにより上期で大幅な増益を見込んでいるが、下期は景況感が不透明なため、予想を据え置くものの、為替レート変更の影響もあり、通期で大幅な増益を見込んでいる。欧州は原材料やエネルギー価格の高騰影響が大きいが、増収効果や売価転嫁などでカバーし、現地通貨ベースでは期初予想通りの見込みであり、為替レート変更の影響により円ベースでは期初予想を上回る見込み。アジアは各社とも事業基盤の強化を図り、期初予想通りとしている。
また、業績予想の修正に伴い、年間配当予想を1株当たり45.00円から50.00円(中間配当25.00円、期末配当25.00円)に増配することを発表した。
<EY>
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