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独IFO業況指数、7月は2年ぶり低水準 製造業中心に見通し悪化

配信日時:2022/07/25 18:16 配信元:REUTERS

[ベルリン 25日 ロイター] - 独IFO経済研究所が25日発表した7月の業況指数は88.6へと予想以上に悪化し2年あまりぶりの低水準となった。エネルギー価格高騰や、今後予想されるガス不足でドイツがリセッション(景気後退)入りする可能性が高まった。

ロイターがまとめた市場予想は90.2。6月の業況指数は92.2に下方改定された。

現況指数は97.7で、6月の99.4から低下。市場予想の98.0を下回った。

期待指数も85.5から80.3に低下し、市場予想の83.0を下回った。

企業の向こう数カ月の見通しは著しく悪化。悲観的見通しが特に目立つのが製造業で指数は6月の0.0からマイナス7.1に大きく低下した。

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