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正午のドルは137円半ばへじり高、ユーロ続落

配信日時:2022/07/22 12:14 配信元:REUTERS

[東京 22日 ロイター] -

22日午前の東京外為市場で、ドル/円はじり高となった。前日に続いてユーロが軟調で、ドル買いが対円にも波及した。正午時点のドルは、前日ニューヨーク市場終盤の水準から小幅高の137円半ばだった。

NY市場の取引終了にかけていったん軟化したドルは、朝方の安値137.03円からじりじりと反発した。目立った手掛かりはなかったが、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言がハト派的との見方が広がったユーロが、再び1.02ドル前半から1.01ドル後半へ売られ「ドル買いが波及した」(邦銀)という。

もっとも、対ドル以外も含めた円相場は全般小動き。日銀の黒田東彦総裁は21日の会見で、為替動向について「ドルの独歩高だ」との見方を示し、一部では円安容認ではないかとの見方も出ていたが、円安は限られた。

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