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東京株式(大引け)=164円高、欧米株安も円安追い風に続伸
配信日時:2022/07/14 15:43
配信元:MINKABU
14日の東京株式市場は朝方に売り先行で始まったものの、その後は押し目買いが優勢となり、日経平均株価はプラス圏に切り返した。
大引けの日経平均株価は前営業日比164円62銭高の2万6643円39銭と続伸。プライム市場の売買高概算は9億7278万株、売買代金概算は2兆2407億円。値上がり銘柄数は1051、対して値下がり銘柄数は697、変わらずは90銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の欧米株安を受けて朝方はリスク回避ムードが強かったが、日経平均は下値抵抗力を発揮し、売り一巡後は戻り足となり、前場中盤から上昇に転じた。注目されていた6月の米CPIが市場コンセンサスを上回る高い伸び率を示したが、これを嫌気した米株市場も後半は戻り足をみせていたことで、東京市場でも影響は限定的だった。FRBによる金融引き締めが加速するとの思惑が高まるなか、外国為替市場ではドル買いの動きを誘発、1ドル=138円台に入った円安を追い風に輸出株に買いが集まった。特に半導体関連株への買い戻しが目立ち、全体指数に押し上げ効果をもたらしている。全体の6割弱の銘柄が上昇。なお、全体売買代金は2兆2000億円と低調だった。
個別では、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920.T>が大きく買われ、東京エレクトロン<8035.T>も上値指向を強めるなど半導体製造装置関連への買いが目立った。また、日本電産<6594.T>、キーエンス<6861.T>、ダブル・スコープ<6619.T>なども高い。ファーストリテイリング<9983.T>が値を上げ、日本郵船<9101.T>など海運株も上昇した。ウイングアーク1st<4432.T>が値を飛ばし、サカタのタネ<1377.T>は一時ストップ高に買われた。トレジャー・ファクトリー<3093.T>、吉野家ホールディングス<9861.T>なども高い。
半面、東京電力ホールディングス<9501.T>が大幅反落、日立製作所<6501.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>なども冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも軟調。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も安い。ジンズホールディングス<3046.T>、マネーフォワード<3994.T>が急落、日本ペイントホールディングス<4612.T>も大幅安。
出所:MINKABU PRESS
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