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午前:債券サマリー 先物は反落、「指し値オペ」実施も買い続かず

配信日時:2022/06/27 12:24 配信元:MINKABU
 27日午前の債券市場で、先物9月限は反落。「指し値オペ」が実施されたことを受けてプラス圏に浮上する場面もあったが、米金利の先高観から上値は重かった。  債券先物は売り優勢でスタート。前週末24日発表の5月米新築住宅販売や6月米ミシガン大学消費感指数が総じて堅調だったことを受け、同日の米市場でリスクオン地合いとなった。NYダウは大幅高となった一方、米長期金利が上昇し、この流れが国内に波及した。日銀が10時過ぎ、固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を実施した直後には一時プラス圏に浮上したものの、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締め観測は根強く買いは続かなかった。  午前11時の先物9月限の終値は前週末比9銭安の148円68銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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