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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.230%に低下

配信日時:2022/06/23 15:39 配信元:MINKABU
 23日の債券市場で、先物中心限月9月限は3日ぶりに反発。米景気の後退懸念などを背景に、前日の米長期債相場が上昇(金利は低下)した流れを引き継いだ。  米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は22日、米上院で議会証言に臨み、積極的な金融引き締めを続ける姿勢を示すとともに、米経済のソフトランディング(軟着陸)について「非常に困難」と述べた。これを受けた同日の米市場が株安・債券高とリスクオフ地合いとなったことで、東京市場でも債券に買いが先行。日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を連日実施していることも相場の支えとなり、債券先物は引けにかけて上げ幅を広げた。なお、この日に実施された20年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が13銭と前回(5月20日)の4銭から拡大し、応札倍率は3.38倍と前回の3.77倍を下回ったが、相場への影響は限定的だった。  先物9月限の終値は前日比52銭高の148円38銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.230%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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