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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、投資家の慎重スタンスが続く
配信日時:2022/06/23 09:59
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 99522.32 -0.16%
22日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比162.18ポイント安(-0.16%)の99522.32で取引を終了した。100373.69から98050.02まで下落し
た。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外株安
が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、原油価格の下落なども資源
セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。最近の下落で値ごろ
感が強まり、一部の銘柄に買い戻しの動きが見られた。
【ロシア】MICEX指数 2373.52 +0.62%
22日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.71ポイント高(+0.62%)の2373.52で取引を終了した。2320.87から2373.52まで上昇した。
前半はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、インフレ率の鈍化も好感された。5月の生産者物価指数(PPI)上昇率は19.3%となり、前月の31.5%と34.9%を下回った。一方、原油安や海外市場の下落などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 51822.53 -1.35%
22日のインドSENSEX指数は反落。前日比709.54ポイント安(-1.35%)の51822.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同225.50ポイント安(-1.44%)の15413.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドル為替レートは前日21日、過去最安値水準を更新した。経常赤字の拡大観測やインフレ加速懸念がルピーの売り圧力を高めたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3267.20(-1.20%)
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比39.52ポイント安(-1.20%)の3267.20ポイントと3日続落した。
投資家の慎重スタンスが続く。中国の電力ひっ迫や、洪水・土砂災害が懸念材料として意識された。米景気の先行き不安が高まる中、中国経済に対する影響も不安視されている。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど大手ブローカーは、ストラテジストが相次いで、急速な金融引き締めが企業収益の減少を招き、リセッション(景気後退)に陥るリスクが高まると指摘した。WTI原油先物が22日の時間外取引で急落したことも、リセッションの懸念を連想させている。米中関係の改善期待もやや後退。バイデン米政権が検討している対中制裁関税の引き下げ決定が先送りされると伝わったほか、米中首脳会談の開催時期も決まっていないもようだ。
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22日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比162.18ポイント安(-0.16%)の99522.32で取引を終了した。100373.69から98050.02まで下落し
た。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。海外株安
が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、原油価格の下落なども資源
セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。最近の下落で値ごろ
感が強まり、一部の銘柄に買い戻しの動きが見られた。
【ロシア】MICEX指数 2373.52 +0.62%
22日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.71ポイント高(+0.62%)の2373.52で取引を終了した。2320.87から2373.52まで上昇した。
前半はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、インフレ率の鈍化も好感された。5月の生産者物価指数(PPI)上昇率は19.3%となり、前月の31.5%と34.9%を下回った。一方、原油安や海外市場の下落などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 51822.53 -1.35%
22日のインドSENSEX指数は反落。前日比709.54ポイント安(-1.35%)の51822.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同225.50ポイント安(-1.44%)の15413.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドル為替レートは前日21日、過去最安値水準を更新した。経常赤字の拡大観測やインフレ加速懸念がルピーの売り圧力を高めたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3267.20(-1.20%)
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比39.52ポイント安(-1.20%)の3267.20ポイントと3日続落した。
投資家の慎重スタンスが続く。中国の電力ひっ迫や、洪水・土砂災害が懸念材料として意識された。米景気の先行き不安が高まる中、中国経済に対する影響も不安視されている。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど大手ブローカーは、ストラテジストが相次いで、急速な金融引き締めが企業収益の減少を招き、リセッション(景気後退)に陥るリスクが高まると指摘した。WTI原油先物が22日の時間外取引で急落したことも、リセッションの懸念を連想させている。米中関係の改善期待もやや後退。バイデン米政権が検討している対中制裁関税の引き下げ決定が先送りされると伝わったほか、米中首脳会談の開催時期も決まっていないもようだ。
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