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米外為市場サマリー:一時136円70円と約24年ぶりの水準まで上昇

配信日時:2022/06/22 07:49 配信元:MINKABU
 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円57銭前後と前日に比べて1円50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=143円96銭前後と同2円00銭強のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めのペースを引き上げるとの見方が強まる半面、日銀は大規模な金融緩和策を維持していることで、日米金融政策の方向性の違いに着目したドル買い・円売りが優勢だった。この日に全米不動産協会(NAR)が発表した5月の中古住宅販売件数が541万戸と市場予想(540万戸程度)を上回ったほか、米長期金利や米主要株価指数が上昇したこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時136円70銭と1998年10月以来、23年8カ月ぶりの水準まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)が積極的に金融引き締めを進めるとの観測を背景に、ユーロへの買いも目立った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0533ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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