みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は小反落、5年債入札は無難に通過

配信日時:2022/06/21 15:55 配信元:MINKABU
 21日の債券市場で、先物中心限月9月限は小反落。欧州金利の上昇を受けて売りが先行したものの、5年債入札を無難に通過した安心感などから下げ渋った。  前日の米債券市場はジューンティーンス(奴隷解放記念日)の振替休日で休場だったが、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が20日の欧州議会の経済金融委員会で、今夏に政策金利を2回引き上げる方針を改めて示し、ドイツやフランスの10年債利回りが上昇した流れが東京市場に波及。債券先物は朝方に147円60銭台まで軟化する場面があった。ただ、下値では押し目買い意欲が強く、売り一巡後は下げ渋る展開。午後には5年債入札の結果が明らかとなり、応札倍率が3.17倍(前回は3.40倍)と一定の需要を集めたことが好感された。とはいえ、日経平均株価や時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となり戻りは限定的だった。  先物9月限の終値は前日比3銭安の147円96銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.230%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ