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午後：債券サマリー　先物は大幅続伸、長期金利０．２３０％に上昇

配信日時：2022/06/20 16:10 配信元：MINKABU
　２０日の債券市場で、先物中心限月９月限は大幅続伸。日銀が１７日の金融政策決定会合で現状の大規模金融緩和の維持を決めたことが引き続き買い手掛かりとなった。 　一部でくすぶっていた政策修正を巡る思惑が後退するなか、債券先物は買い優勢でスタート。また、日銀が１７日にチーペスト銘柄（国債先物の決済における受渡適格銘柄）にあたる３５６回の連続指し値オペを「２０日以降当分の間」実施するとともに、チーペスト銘柄などにかかる国債補完供給の要件緩和措置を行うと発表し、割高な現物債を売って割安な先物を買う裁定取引が活発化するとの見方が台頭したことも先物への買い戻しを促した。今週は２１日に５年債入札、２３日に２０年債入札が予定されていることから朝方の買いが一巡したあとはやや上値が重くなったが、高く始まった日経平均株価が下げに転じたこともあって堅調な展開だった。 　先物９月限の終値は前週末比５６銭高の１４７円９９銭となった。現物債市場で１０年債の利回りは、前週末比０．０１０％上昇の０．２３０％で推移している。 出所：MINKABU PRESS

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