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米外為市場サマリー:景気懸念で一時131円50円まで軟化

配信日時:2022/06/17 07:59 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円21銭前後と前日に比べて1円60銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=139円47銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)が15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の3倍となる0.75%の利上げを決めたことに続き、16日はスイス国立銀行(中央銀行)が約15年ぶりに利上げし、イングランド銀行(英中央銀行)が5会合連続の利上げを発表するなど、世界の主要中央銀行がインフレ対応のために積極的な金融引き締めに動いていることで景気後退懸念が台頭した。この日に発表された5月の米住宅着工件数や前週分の米新規失業保険申請件数、6月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が低調な結果となったことも影響し、ドル円相場は131円50銭まで軟化する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0549ドル前後と前日に比べて0.0100ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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