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米外為市場サマリー:FOMC後の米金利低下を受け一時133円50円台に軟化

配信日時:2022/06/16 07:41 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=133円84銭前後と前日に比べて1円60銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=139円76銭前後と同1円30銭強のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)は15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の3倍となる0.75%の利上げを決めた。声明では「物価上昇率は新型コロナウイルスのパンデミックに関連した需給の不均衡、エネルギー価格の高騰、広範におよぶインフレ圧力を反映して高止まりしている」と指摘。フェデラルファンド(FF)見通しは22年末時点の中央値が3.4%(前回3月は1.9%)に引き上げられた。また、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で、次回7月の会合について「0.5%か0.75%の利上げを見込む」と述べた。これを受けてドル円相場は134円90銭台に強含む場面があったものの、市場では想定通りと受け止める向きも多く米長期金利が低下。日米金利差拡大の見方が後退するなか、一時133円51銭まで軟化した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0444ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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