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午後:債券サマリー 先物は小幅高、長期金利0.235%に低下

配信日時:2022/05/18 15:39 配信元:MINKABU
 18日の債券市場で、先物中心限月6月限は小幅高。米債券安を受けて売りが先行したものの、下値は限定的で持ち直す動きとなった。  17日に発表された米4月小売売上高や米4月鉱工業生産が良好な内容だったことで、同日の米市場ではリスクオンのムードが台頭。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米紙ウォール・ストリート・ジャーナル主催のイベントで金融引き締めの継続を強調したこともあり、同日の米長期金利は2.9%台後半まで上昇した。ただ、東京市場では米景気の先行き不透明感が払しょくされたわけではないとの見方もあり、債券先物は朝方に149円36銭まで軟化後は値を戻した。この日に財務省が実施した5年債入札で応札倍率が3.40倍(前回は3.61倍)と一定の需要が確認できたことも支えとなり、午後には債券先物が149円53銭をつける場面があった。  先物6月限の終値は前日比4銭高の149円52銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.235%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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