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米外為市場サマリー:米CPI発表後のドル買い続かず一時129円40銭台に軟化

配信日時:2022/05/12 07:58 配信元:MINKABU
 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=129円97銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=136円63銭前後と同70銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した4月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で8.3%となった。伸び率は3月の8.5%からやや鈍化したものの、市場予想(8.1%程度)を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)がインフレを抑制するため金融引き締めのペースを速めるとの見方から米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入し、一時130円81銭まで上伸した。ただ、その後は目先の材料出尽くし感から米長期金利が低下に転じたことや、FRBの積極的な金融引き締めによる米景気の減速を懸念して米主要株価指数が下落したことがドルの重荷となり、ドル円相場は129円40銭台まで下押す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0513ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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