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東京株式(大引け)=164円安、米金利上昇を背景としたハイテク株安など嫌気
配信日時:2022/04/11 15:55
配信元:MINKABU
週明け11日の東京株式市場はリスク回避の売りに押され、日経平均株価は反落となった。前週末の米株市場でハイテク株が売られた流れが波及した。
大引けの日経平均株価は前営業日比164円28銭安の2万6821円52銭と反落。プライム市場の売買高概算は11億4889万株、売買代金概算は2兆5014億円。値上がり銘柄数は600、対して値下がり銘柄数は1189、変わらずは50銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方から売り優勢の展開となったが、前場は売り一巡後に買い戻しが入り一時日経平均はプラス圏に浮上し、2万7000円台をつける場面もあった。しかし、その後は再び売り直される形となり、2万6700~2万6800円の狭いレンジで売り買いを交錯させた。引け際に買いが入り下げ幅をやや縮小したものの、後場は終始軟調な展開だった。前週末の米国株市場では長期金利の急上昇を嫌気して、ハイテク株に売りがかさみ、ナスダック総合株価指数は安く引けており、東京市場でもこの流れを引き継いだ格好だ。アジア株市場が総じて弱い動きとなったことや、米株価指数先物も軟調だったことが投資家心理を冷やしている。値下がり銘柄数は1200弱で、プライム市場全体の3分の2の銘柄が下落した。
個別では、売買代金首位となったソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>、ソニーグループ<6758.T>などが安く、ファーストリテイリング<9983.T>も軟調。キーエンス<6861.T>、SHIFT<3697.T>も売られた。決算発表を通過した安川電機<6506.T>は朝高後にマイナス圏に沈んだ。日本電産<6594.T>も下値を探った。ベイカレント・コンサルティング<6532.T>が急落、エムスリー<2413.T>なども値を下げた。ピアラ<7044.T>が値下がり率トップに売られ、Sansan<4443.T>なども大幅安。
半面、東京電力ホールディングス<9501.T>が商いを膨らませ急騰、値上がり率首位となった。武田薬品工業<4502.T>、アステラス製薬<4503.T>など医薬品株が堅調、三菱商事<8058.T>も上昇した。東京エネシス<1945.T>、酉島製作所<6363.T>なども大きく上昇した。ワキタ<8125.T>、イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が高く、アステリア<3853.T>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS
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