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東京株式(大引け)=461円安、FOMC議事録を嫌気し大幅続落
配信日時:2022/04/07 15:46
配信元:MINKABU
7日の東京株式市場はリスク回避目的の売りが続き、日経平均は連日の大幅安となった。一時550円近い下げをみせる場面もあった。
大引けの日経平均株価は前営業日比461円73銭安の2万6888円57銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は11億8811万株、売買代金概算は2兆8624億円。値上がり銘柄数は173、対して値下がり銘柄数は1630、変わらずは36銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日に続きリスクオフの流れに晒された。前日の欧米株市場がほぼ全面安の展開で、米国株市場ではハイテク株への売りがかさみ、ナスダック総合株価指数の下げが目立った。注目されたFOMC議事要旨(3月開催分)はバランスシートの縮小や利上げ強化などタカ派色の強い内容で、市場心理を冷やす形となった。これを受け東京市場でも半導体関連などをはじめ広範囲に売りが及んだ。中国ではゼロコロナ政策によりロックダウンが続いており、これが日本の製造業に及ぼす影響についても警戒されている。日経平均株価は前場に550円近い下げをみせた。後場は値ごろ感からの押し目買いが入り下げ渋ったものの、終値で2万7000円台を割り込んだ。プライム市場全体の9割近い銘柄が下落する状況となった。
個別では、売買代金首位となった日本郵船<9101.T>が安く、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体製造装置の主力株も大きく下げた。ソニーグループ<6758.T>、キーエンス<6861.T>、ダイキン工業<6367.T>が軟調、ファーストリテイリング<9983.T>の下げも目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも売られた。ファーマフーズ<2929.T>、エアトリ<6191.T>が急落したほか、Sansan<4443.T>も大幅安。
半面、武田薬品工業<4502.T>が頑強な値動きをみせ、アステラス製薬<4503.T>が大幅高、第一三共<4568.T>も上昇した。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も堅調だった。ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が値上がり率トップとなり、ビックカメラ<3048.T>も買いが優勢だった。協和キリン<4151.T>が値を上げたほか、味の素<2802.T>もしっかり。
出所:MINKABU PRESS
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