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午後:債券サマリー 先物は大幅安、米金利上昇が影響

配信日時:2022/04/06 15:32 配信元:MINKABU
 6日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅安。米長期金利が約3年ぶりの水準まで上昇し、これにツレ安するかたちで寄り付きから売りが優勢だった。  米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が5日の講演で「早ければ来月にも保有資産の圧縮を始め、前回の縮小時よりも削減ペースが速くなる」と述べるなど、FRB高官のタカ派的な発言が相次いだことで、米国の金融引き締め加速の観測が一段と強まった。同日の米長期金利は一時2.56%まで上昇(債券価格は下落)し、この日の時間外取引で一段と上げ幅を広げたことで国内債にも売りが膨らんだ。今晩に公表される3月15~16日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、政策金利や量的引き締めに関する議論の内容に注目が集まっており、押し目買いなどは入りにくかった。なお、財務省はあす7日に30年債入札を実施する。  先物6月限の終値は前日比51銭安の149円25銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.025%上昇の0.235%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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