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米外為市場サマリー:米金融引き締め加速観測強まり123円60銭台に上昇

配信日時:2022/04/06 07:54 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=123円60銭前後と前日に比べて80銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=134円79銭前後と同6銭程度のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言が相次いだことで、米国の金融引き締め加速の観測が一段と強まった。FRBのブレイナード理事が講演で「早ければ来月にも保有資産の圧縮を始め、前回の縮小時よりも削減ペースが速くなる」と発言したほか、米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は「0.50%の利上げは、他のこととあわせて検討しなければならない選択肢のひとつになるだろう」と指摘。米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は「早ければ5月にもバランスシートの縮小を開始できる」との見方を示した。これを受けて米長期金利が上昇するとともに日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入し、一時123円67銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0905ドル前後と前日に比べて0.0070ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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