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午後:債券サマリー 先物は横ばい、引けにかけて値を消す

配信日時:2022/04/05 15:31 配信元:MINKABU
 5日の債券市場で、先物中心限月6月限は横ばい。日銀が金利上昇を抑制する姿勢をみせていることで下値不安は後退しているが、米金利の先高観は根強く上値は重かった。  日銀が今月から国債買いオペのオファー額を増額していることから需給の引き締まりが意識されやすく、債券先物は買い優勢でスタート。日銀の黒田総裁が衆院財務金融委員会で「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」と発言したことが伝わると、午前には149円92銭まで上伸する場面があった。その後も10年債入札を無難にこなした安心感などから堅調に推移していたが、時間外取引で米長期金利が上昇するにつれ徐々に上げ幅を縮小した。なお、入札結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭と前回(3月1日)の1銭からやや拡大した一方、応札倍率は3.61倍と前回の3.24倍を上回った。  先物6月限の終値は前日に比べて横ばいの149円76銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.205%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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