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米外為市場サマリー:対ユーロでのドル買い波及で一時122円90銭台に上昇

配信日時:2022/04/05 07:50 配信元:MINKABU
 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=122円79銭前後と前週末に比べて30銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=134円73銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高だった。  ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で民間人を大量虐殺した疑いが浮上し、欧米で対ロ制裁の強化を求める声が強まるなか、ロシアと結びつきの強いユーロ圏経済への悪影響を懸念したユーロ売り・ドル買いが優勢となった。これが対円でのドル買いに波及したほか、この日に米商務省が発表した2月の製造業新規受注額が前月比0.5%減と市場予想(0.6%程度の減少)を上回ったこともあり、ドル円相場は一時122円96銭まで上伸した。ただ、前週末の高値123円03銭を上抜くことはできず、その後はやや上値は重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0972ドル前後と前週末に比べて0.0070ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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