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米外為市場サマリー:米雇用統計を受け一時123円03銭まで上昇

配信日時:2022/04/04 08:07 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=122円52銭前後と前日に比べて80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=135円30銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した3月の雇用統計は、労働市場の改善を示す内容となった。非農業部門雇用者数は前月に比べ43万1000人増と市場予想(49万人程度の増加)を下回ったものの、過去2か月分は上方修正された。また、失業率は前月の3.8%から3.6%(市場予想は3.7%程度)に低下し、平均時給の伸び率は前年同月比5.6%と市場予想(5.5%程度)を上回った。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め観測が強まり、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで、一時123円03銭まで上伸した。ただ、その後に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した3月の米製造業景況感指数が57.1と市場予想(59.0程度)を下回ったことが重荷となり、122円40銭台まで押される場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1043ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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