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午後:債券サマリー 先物は続伸、2年債入札結果は強め

配信日時:2022/03/31 16:19 配信元:MINKABU
 31日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。午前は弱含みで推移していたが、午後に入ると2年債入札の好結果を受けて買い優勢となった。  債券先物は小高くスタート。米景気先行きに対する不透明感から30日の米市場で米長期金利が低下(価格は高い)したことが支援材料。ただ、前日に大幅高となったことから上値に対しては慎重なムードもあり、買い一巡後は伸び悩む展開。2年債入札が強い結果となったことが明らかになると債券先物は一時149円72銭まで上昇したが、今晩は米市場でPCEデフレータの発表を控えポジション調整売りなどが出ており、上値が限定的だった。なお、入札結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が7厘と前回(2月25日)の6厘からやや拡大したが、応札倍率は5.43倍と前回の4.56倍を上回った。  先物6月限の終値は前日比16銭高の149円70銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.205%だった。 出所:MINKABU PRESS

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