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午前:債券サマリー 先物は続落、「指し値オペ」通知も買い続かず

配信日時:2022/03/28 11:53 配信元:MINKABU
 28日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。「指し値オペ」が通知されたことを受けてプラス圏に浮上する場面もあったが、米金利の先高観から上値は重かった。  債券先物は売り優勢でスタート。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が25日の講演で、今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅について「0.5%の利上げが適切であれば、そうすべきだ」と述べたことなどから、同日の米長期金利が一時2.50%と2019年5月以来の水準まで上昇したことが国内債に売りを促した。日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を実施(29日スタートで、買い入れ利回り0.250%)すると発表した直後には一時プラス圏に浮上したものの、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締め観測は根強く買いは続かなかった。  午前11時の先物6月限の終値は前週末比11銭安の149円37銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.010%上昇の0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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