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来週の為替相場見通し=米雇用統計などに注目

配信日時:2022/03/25 17:36 配信元:MINKABU
 来週のドル円相場は、週末に発表される米雇用統計などの結果が注目される。予想レンジは1ドル=120円50銭~123円00銭。  今週は米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が21日の講演で利上げ加速を示唆したほか、FRB高官のタカ派発言が相次いだことからドル買いに拍車がかかり、25日早朝の東京市場では一時122円43銭と2015年12月以来、6年3カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。市場では高値警戒感も出ているが、来週に発表される米経済指標の結果次第ではFRBが積極的に金融を引き締めるとの思惑が一段と強まり、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入する可能性がある。また、ロシアとウクライナの停戦交渉の行方にも引き続き目を配っておきたい。  来週発表される主な経済指標には、29日の米3月消費者信頼感指数、30日の米3月ADP雇用統計と米10~12月期実質国内総生産(GDP)確定値、31日に米新規失業保険申請件数(前週分)と米2月個人消費支出、4月1日に米3月雇用統計と米3月ISM製造業景況指数などがある。このほか、4月1日には日銀短観(1~3月期調査)が公表される。 出所:MINKABU PRESS

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