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外為サマリー:一時1ドル121円99銭まで軟化、高警戒感から持ち高調整の動き

配信日時:2022/03/25 10:30 配信元:MINKABU
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=122円06銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭強のドル高・円安となっている。  24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=122円35銭前後と前日に比べ1円20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された米経済指標が強い内容となったことを受け、米利上げペースが加速するとの見方から米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りで、一時122円41銭まで上伸した。  ただ、2015年12月以来のドル高・円安水準をつけたことに対する高値警戒感もあり、週末を控えた東京市場では持ち高調整の動きが先行。午前9時10分頃には121円99銭まで押される場面があった。この日の午前には日銀の黒田総裁が衆院財務金融委員会に出席する予定であり、発言を見極めたいとして戻りは鈍い状況となっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1008ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=134円37銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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