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午後:債券サマリー 先物は4日続落、日経平均の切り返しが重荷

配信日時:2022/03/24 15:33 配信元:MINKABU
 24日の債券市場で、先物中心限月6月限は4日続落。一時400円超下落していた日経平均株価が値を戻すにつれ、安全資産とされる債券への売り圧力が強まった。  午前の債券先物は弱含みながら、もみあい商状が続いた。前日の米長期債相場が3営業日ぶりに反発(金利は低下)したことを手掛かりとした買いが見られたものの、米金利の先高観から追随する動きは広がらず。23日には米クリーブランド連銀のメスター総裁が「高インフレを抑制するため、何回かの0.5%の利上げが必要になる」との認識を示したこともあり、米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融を引き締めるとの観測が根強いといった様子だった。午後に入ると、日経平均株価の切り返しや時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となるかたちで下げ幅がやや拡大。この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)の応札倍率は4.07倍(前回は4.43倍)となり、市場では無難な結果と受け止める向きが多かったが、相場を押し上げる材料には至らなかった。  先物6月限の終値は前日比12銭安の149円64銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.230%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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