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外為サマリー:1ドル121円台前半でしっかり、早朝は121円41銭付近まで上昇

配信日時:2022/03/23 10:10 配信元:MINKABU
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=121円12銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて65銭前後のドル高・円安となっている。  22日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=120円80銭近辺と、前日と比べて1円35銭弱のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場では米国債利回りの上昇を背景にドル買いが優勢となったほか、日米金利差を意識した円売りもみられ、序盤に121円03銭付近まで上昇した。欧州中盤以降は上昇一服となり、ニューヨーク市場に入っても120円台前半から後半のもみ合いが続いた。米国の金融当局者によるタカ派発言が伝えられても織り込み済みとの見方からドル買いは限定的となり、一方で短期間での上昇に対する戻り売りが優勢となって、上値を抑えられた。  東京市場のドル円は121円台前半でしっかり。オセアニア市場では米国債利回りの上昇を受けてドル買いが優勢となり、ドル円はストップ・ロス(損切り注文)も巻き込んで121円41銭付近まで強含んだ。東京勢参入後は本邦企業による実需のドル売り・円買い観測などによって上昇一服となっているが、ドルが引き続き対主要通貨で全面高の様相となっており、ドル円は121円台を維持している。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1024ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0040ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=133円52銭付近と同1円20銭前後のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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