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午後:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇が影響

配信日時:2022/03/22 15:33 配信元:MINKABU
 22日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。米長期金利が21日に一時2.32%と19年5月以来、約2年10カ月ぶりの水準まで上昇したことが国内債に影響した。  米長期金利の上昇は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が21日の講演で「今後の会合でより積極的に動くことが適切だと判断すれば、政策金利の引き上げ幅を0.25%よりも大きくする」などと述べたことが背景。米利上げ加速の見方が強まるなか、連休明けの東京市場でも債券への売りが優勢となった。この日の時間外取引でも米長期金利が上昇したことから積極的な買いは入りにくく、債券先物や現物市場の新発10年物国債は軟調に推移。今晩にニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やサンフランシスコ連銀のデイリー総裁、クリーブランド連銀のメスター総裁など、相次いでFRB高官の発言機会が予定されていることも投資家の動きにくさにつながっている様子だった。  先物6月限の終値は18日に比べて20銭安の149円87銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、18日に比べて0.010%上昇の0.215%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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