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外為サマリー:1ドル120円07銭付近まで強含む、米国債利回りの上昇でドル全面高

配信日時:2022/03/22 10:10 配信元:MINKABU
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=119円98銭近辺で推移しており、18日の午後5時時点と比べて1円10銭前後のドル高・円安となっている。  18日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=119円17銭近辺と、前日と比べて55銭強のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場では黒田日銀総裁の円安容認発言やウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が大幅利上げを主張したことが材料視され、中盤に119円40銭付近まで強含んだ。ただ、ニューヨーク市場に入ると米国債利回りの上昇一服を受け、上値が重くなった。21日のニューヨーク外国為替市場では、ドル円相場は1ドル=119円47銭近辺と、18日と比べて30銭前後のドル高・円安で取引を終えた。オセアニア・アジアから欧州市場にかけては119円台前半の30銭程度のレンジ内でもみ合いとなった。ニューヨーク市場に入ると、パウエルFRB議長が一段の利上げに前向きな姿勢を示したことが伝えられ、ドル円は強含みに転じた。米国債利回りの上昇を背景に、終盤は119円50銭付近まで一段高となった。  東京市場のドル円は120円07銭付近まで強含む場面がみられている。時間外取引の米10年債利回りが2.32%台まで上昇しており、これを背景にドルが対主要通貨で全面高と合っている。ユーロドルは節目の1.10ドルを割り込み、ポンドドルは1.3133ドル付近まで下げ幅を拡大している。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0984ドル付近と18日の午後5時時点と比べて0.0095ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=131円74銭付近と同5銭前後のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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