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午後:債券サマリー 先物は小反落、日銀会合の影響は限定的

配信日時:2022/03/18 15:49 配信元:MINKABU
 18日の債券市場で、先物中心限月6月限は小反落。日銀は金融政策決定会合で大規模緩和策の維持を決めたが、市場では予想通りと受け止められ相場への影響は特にみられなかった。  債券先物は模様眺めムードが強いなか小安くスタート。その後は前日の米長期債相場が小幅ながら反発(金利は低下)したことを手掛かりにプラス圏に浮上する場面もあったが、日経平均株価の上昇が重荷となるかたちで軟化した。昼頃には日銀会合で現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和政策の継続を賛成多数で決定し、国内の景気判断については前回1月の「持ち直しが明確化している」から「基調としては持ち直している」に引き下げたことが伝えられたが相場の反応は限定的。世界的にインフレ懸念が強まっていることで、市場では夕方に行われる黒田総裁の記者会見を見極めたいとする向きが多かった。東京市場はあすから3連休となることもあって積極的な売買は手控えられ、午後の債券先物は小幅なレンジでもみあった。  先物6月限の終値は前日比4銭安の150円07銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.205%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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