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午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、売り一巡後は持ち直すも上値限定的

配信日時:2022/03/17 15:55 配信元:MINKABU
 17日の債券市場で、先物中心限月6月限は小幅続伸。米債券安を受けた売りが一巡したあとは持ち直す動きとなったが、米金利の先高観は強く上値は重かった。  米連邦準備理事会は16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決め、パウエルFRB議長は会合後の記者会見で必要があれば引き締めペースを速める考えを示した。これを受けて同日の米長期金利は一時2.24%と2019年5月以来の水準まで上昇し、この流れが東京市場に波及するかたちで債券先物は朝方に149円90銭台後半に軟化する場面があった。ただ、この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服していたことから下値では押し目買いが入り、前引けにかけてプラス圏に浮上した。午後に入ってからは、きょうからあすにかけて開かれる日銀金融政策決定会合と、あすの黒田総裁の記者会見を見極めたいとのムードが強まり、債券先物は前日終値を挟んで方向感なく推移した。  先物6月限の終値は前日比3銭高の150円11銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.200%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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