みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:FOMC受け一時119円10銭台に上昇

配信日時:2022/03/17 08:08 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=118円73銭前後と前日に比べて40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=131円02銭前後と同1円40銭強のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き上げ、0.25~0.50%とすることを決めた。FOMC委員らの政策金利見通しは今回を含む年内の利上げ回数予想が前回会合の3回から7回に増え、パウエルFRB議長は記者会見で必要があれば引き締めペースを速める考えを示した。これを受けて米長期金利が一時2.24%と2019年5月以来の水準まで上昇したことで、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入。ドル円相場は119円12銭と16年2月以来、約6年1カ月ぶりのドル高・円安水準をつける場面があった。ただ、その後は米長期金利の上昇が一服したことで上値が重くなった。一方、ウクライナとロシアの停戦交渉への期待感などを背景に、ユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1035ドル前後と前日に比べて0.0080ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ