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外為サマリー:1ドル118円40銭付近までじり高、日経平均上昇で全般的に円安傾向

配信日時:2022/03/16 10:18 配信元:MINKABU
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=118円38銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて40銭前後のドル高・円安となっている。  15日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=118円30銭近辺と、前日と比べて10銭前後のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場では序盤に、ロシア軍がウクライナ南部へルソン州全土を制圧との報道で円高に反応し、その後も118円ちょうど近辺で上値の重さがみられた。ニューヨーク市場に入ると米国債利回りが高止まりするなか、米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げへの期待が高まり、118円40銭近辺まで上値を伸ばす場面があった。しかし、東京市場でつけたこの日の高値118円45銭付近は上抜けられず、終盤にかけては118円20銭台まで調整売りに一時は押された。  東京市場のドル円は118円40銭付近までじり高となっている。時間外取引の米国株先物は3指数揃って下落しているものの、日経平均株価が前日比200円超の上昇と堅調に推移しており、リスク選好の円安がドル円、クロス円ともにみられている。ただ、きょうは米FOMC、継続中のロシアとウクライナの第4回停戦協議、ロシアの国債利払いと注目イベントが予定され、警戒感から動意づくまでには至っていない。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0960ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0045ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=129円76銭付近と同10銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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