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トヨタ、ホンダなど頑強、円安進行で5年2カ月ぶりの1ドル=118円台に

配信日時:2022/03/15 09:10 配信元:MINKABU
 トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株が頑強な動きを継続。米10年債利回りが前日終値ベースで2.1%台まで急上昇したことを受け、外国為替市場ではドルが買われる展開となり、足もと1ドル=118円台前半の推移と急速な円安が進んでいる。118円台の推移は5年2カ月ぶりとなる。輸出セクターのなかでも為替感応度の高い自動車株は、輸出採算向上に対する期待が株価にポジティブ材料として働いている。トヨタ、ホンダともに22年3月期の通期想定為替レートは1ドル=111円に設定しており、実勢とは7円以上の開きがある。今期業績への影響は限られるものの、来期見通しについては為替メリットが意識される状況にある。一方、中国が新型コロナウイルスの感染拡大を受け都市封鎖の動きを広げるなか、トヨタなど対象地域工場の稼働を一時停止しており、これは今後の警戒材料となる。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS

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