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東京株式(大引け)=145円高、円安進行で輸出セクターに追い風も上値重い
配信日時:2022/03/14 15:46
配信元:MINKABU
14日の東京株式市場は主力株を中心に買い優勢の展開となり日経平均は一時2万5000円台後半まで水準を切り上げた。ただ、取引後半は伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比145円07銭高の2万5307円85銭と反発。東証1部の売買高概算は11億8702万株、売買代金概算は2兆6680億円。値上がり銘柄数は1445、対して値下がり銘柄数は655、変わらずは80銘柄だった。
きょうの東京市場は、朝方から先物主導で買い優勢の地合いとなった。特に前場は米株価指数先物の動きに追随して空売りの買い戻しを誘い、日経平均は大幅高で一時2万5600円台まで駆け上がる場面があった。ウクライナ情勢は引き続き不透明ながら、ロシアとウクライナの停戦合意に向け進展を期待するムードも根強く、下値を売り叩くような動きはみられない。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことも輸出株にはプラス材料となった。ただ、3月期末を前に実需の買い意欲に乏しく、上げ一服後は戻り売りを浴び上げ幅を縮小。押し目買いは入っても上値では買いが手控えられ、上値も重い展開に。大引け時点で東証1部全体の3分の2に当たる銘柄が値を上げる展開となったが、やや盛り上がりを欠き売買代金は7営業日ぶりに3兆円台を下回った。
個別では、日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>など海運株が大商いで上値を追ったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクにも買いを集めた。オリエンタルランド<4661.T>も物色人気、日揮ホールディングス<1963.T>が高く、日本製鉄<5401.T>も堅調。シーイーシー<9692.T>、オハラ<5218.T>が急騰、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699.T>、ヤーマン<6630.T>はストップ高に買われた。
半面、売買代金首位となったレーザーテック<6920.T>は朝高後に値を消し小幅ながらマイナス圏に沈んだ。ファーストリテイリング<9983.T>が売られ、ソニーグループ<6758.T>も冴えない。塩野義製薬<4507.T>が値を下げ、日本電産<6594.T>も売りに押された。任天堂<7974.T>が安く、リクルートホールディングス<6098.T>も軟調。ミルボン<4919.T>が急落、ラクスル<4384.T>も大幅安。スノーピーク<7816.T>の下げも目立った。
出所:MINKABU PRESS
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