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午後:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇や株高が影響

配信日時:2022/03/14 15:32 配信元:MINKABU
 14日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。売り優勢で始まったあとも押し目買いの動きは限定的で、終日軟調に推移した。  この日の時間外取引で米長期金利が上昇するなか、東京市場の債券先物は売りが先行。15~16日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが確実視されていることに加え、ウクライナのゼレンスキー大統領が13日に「ロシアとの首脳会談開催を目指す」と表明し、ウクライナ情勢の好転期待が高まったことが米金利上昇につながっているといった様子だった。また、日経平均株価が時間外取引でのNYダウ先物の上昇を手掛かりに反発したことも安全資産とされる債券の重荷となった。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る場面もあったが、きょうは日銀の国債買いオペや財務省による国債入札がなく手掛かり材料に乏しいことから下値での買いは限定的。午後に入ると模様眺めムードが強まり、債券先物は150円20銭台半ばでもみあった。なお、あす15日には流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が予定されている。  先物6月限の終値は前週末比17銭安の150円24銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.010%上昇の0.190%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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