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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.185%で横ばい

配信日時:2022/03/11 16:20 配信元:MINKABU
 11日の債券市場で、先物3月限は反発。前日の米債券安を受けた売りは朝方で一巡し、その後は日経平均株価の下落などを手掛かりに切り返した。  債券先物は売り優勢でスタート。米労働省が10日に発表した2月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比7.9%と前月(7.5%)から勢いを増したことで、インフレ加速への警戒感から米長期金利が一時2.02%と2月中旬以来の水準まで上昇したことが影響した。ただ、この日の時間外取引で米長期金利が1.9%台後半に低下していたことから追随売りは広がらず、日経平均株価が反落したこともあって売り一巡後は値を戻す展開となった。その後は手掛かり材料難のなか方向感の定まらない動きとなっていたが、「バイデン米大統領はロシアとの正常な貿易関係の停止をきょうにも呼び掛ける見通し」と一部で報じられると、引け間際にはリスク回避目的の買いに押し上げられる場面があった。  先物3月限の終値は前日比5銭高の150円55銭となった。現物債市場の10年債利回りは、前日に比べて横ばいの0.185%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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