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午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.165%に上昇

配信日時:2022/03/09 12:27 配信元:MINKABU
 9日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。前日の欧米長期債金利が上昇(価格は下落)したことや株高が影響し、国内債も引き続き売りが優勢だった。  債券先物は売り先行で始まり、一時150円72銭まで軟化する場面があった。バイデン米大統領は8日、ロシアから原油や天然ガスなどの全面的輸入禁止を発表した。また、欧州連合(EU)も共同で大規模な債券発行し、調達した資金は防衛費やエネルギー高への対応にあてることを検討しているとの報道からインフレが加速するとの見方が広がった。これを背景に、前日の欧米長期債相場は下落した流れを引き継いだ。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。  午前11時の先物3月限の終値は前日に比べ19銭安の150円79銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.165%だった。 出所:MINKABU PRESS

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