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米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時115円79銭まで上昇

配信日時:2022/03/09 07:59 配信元:MINKABU
 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=115円67銭前後と前日に比べて30銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=126円08銭前後と同90銭強のユーロ高・円安だった。  エネルギー高がインフレを加速させるとの見方から米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが先行。ウクライナ情勢の悪化で有事のドル買いが入りやすいこともあり、ドル円相場は一時115円79銭まで上伸した。米商務省が発表した1月の貿易赤字が前月比9.4%増の897億ドルと過去最大になったことを受けてドルは下押す場面もあったが、売り一巡後は持ち直した。一方、「欧州連合(EU)がエネルギー・防衛歳出の原資確保のため大規模な共同債の発行を検討している」と一部で報じられ、財政政策の強化でユーロ圏景気が下支えされるとの観測が浮上するなかユーロ買いが流入した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0899ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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