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外為サマリー:1ドル115円47銭付近までじり高、日経平均の下げ幅縮小で円安傾向

配信日時:2022/03/08 10:16 配信元:MINKABU
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円43銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて40銭前後のドル高・円安となっている。  7日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=115円32銭近辺と、前週末と比べて50銭前後のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場ではユーロドルが買い戻しによって1.0961ドル付近まで強含み、この対ユーロでのドル売りが他の通貨ペアにも波及したため、ドル円は上値の重さがみられた。ニューヨーク市場に入ると、序盤はユーロドルの上昇一服や、米10年債利回りが1.80%台に乗せたことを材料にしたドル買いで、ドル円は115円47銭付近まで上昇。ただ、115円台半ばは前週の高値水準であるために戻り待ちの売りが出やすく、米国株の大幅下落でリスク回避の円高が優勢となったことも相まって、中盤から終盤にかけてはやや伸び悩んだ。  東京市場のドル円は115円47銭付近までじり高。日経平均株価や時間外取引の米国株先物が下げ幅を縮小していることを材料に、ドル円、クロス円ともに円安方向に振れている。ただ、ユーロドルが1.0860ドル前後で動意薄となっていることもあり、ユーロ円はやや上値の重さがみられている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0857ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0015ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=125円33銭付近と同30銭前後のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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