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東京株式(大引け)=764円安と大幅続落、原油急騰で一時2万5000円割れ目前に
配信日時:2022/03/07 15:39
配信元:MINKABU
7日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落。ロシア産原油の禁輸思惑から時間外取引の原油価格が急騰したことが警戒された。日経平均株価は一時1000円に迫る下落となり、連日で昨年来安値を更新した。
大引けの日経平均株価は前日比764円06銭安の2万5221円41銭。東証1部の売買高概算は17億5053万株。売買代金概算は3兆7199億円となった。値上がり銘柄数は225と全体の約10%、値下がり銘柄数は1920、変わらずは35銘柄だった。
日経平均株価は一時2万5000円ライン割れ目前まで急落し、20年11月以来、1年4カ月ぶりの水準に下落した。この日の時間外取引のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限の価格が一時1バレル=130ドル台に急騰した。ブリンケン米国務長官が6日、米国と欧州同盟国がロシア産原油の禁輸について協議していると明らかにした。この原油急騰は、インフレ懸念と景気減速で日本経済にはマイナスに働くとの観測から売りが膨らんだ。ハイテク株なども売られた。
個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ソニーグループ<6758.T>、それに日本電産<6594.T>やアドバンテスト<6857.T>といったハイテク株が安く、日本航空<9201.T>やANAホールディングス<9202.T>といった空運株が急落。日本電産<6594.T>やSMC<6273.T>、ダイキン工業<6367.T>が売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>といった銀行株も下落した。
半面、日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>といった海運株が高い。INPEX<1605.T>やENEOSホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>といった石油株が急伸、三菱商事<8058.T>、三井物産<8031.T>といった大手商社株が買われるなど、資源エネルギー株に買いが集まった。アステラス製薬<4503.T>やイオン<8267.T>も値を上げた。
出所:MINKABU PRESS
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