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外為サマリー:1ドル115円06銭付近まで上昇、ユーロドル下落によるドル買いが波及

配信日時:2022/03/07 10:10 配信元:MINKABU
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=115円01銭近辺で推移しており、前週末の午後5時時点と比べて45銭前後のドル安・円高となっている。  4日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=114円82銭近辺と、前日と比べて65銭前後のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場の序盤から中盤は115円40銭前後の小幅なレンジ内で推移した。ニューヨーク市場に入ると、ウクライナ情勢が緊迫化するなかでリスク回避の円高に振れ、ドル円はこの日の安値となる114円65銭付近まで下落。ただ、ニューヨーククローズにかけては週末のポジション調整に伴う買い戻しなどで下げ渋った。なお、朝方に発表された米国雇用統計は好結果となったものの、反応は一時的なものにとどまった。  東京市場のドル円は115円06銭付近まで一時上昇している。週末にウクライナ情勢が一段と悪化したと受け止められ、週明けのオセアニア市場からアジアの各市場ではユーロドルが大きく下げており、対ユーロでのドル買いが他の通貨ペアへと波及している。ドル円は114円81銭付近で週明けの取引を開始し、日経平均株価が700円超の下落と軟調に推移するなかでも、ドル円は強含みの展開となっている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0864ドル付近と前週末の午後5時時点と比べて0.0150ドル前後のユーロ安・ドル高、対円では1ユーロ=124円98銭付近と同2円20銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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